透明ガラスのバリア
NRIJ交渉ワンポイントでは、Q&A形式で日頃の交渉に関するご質問や悩みにお答えしています。どうぞお気軽にご相談をお寄せください!
Question
某取引先の課長さんには、いつも恫喝に近い威嚇(Threat)をされ、怖くてしかたがありません。
Answer
本当なら、相手にしたくない嫌なタイプですね。実は、今までにも同じような相談をされたことが少なからずあります。世の中には、そういう嫌な威嚇マンがいかに多いのかと嘆かわしく思います。
しかし、ビジネスでは避けて通ることはできません。そこで、威嚇マンに対する対応策をアドバイスします。
あなたは海水浴に行かれたことはありますか?泳いでいる時に、沖合にサメの背ビレらしいモノが見え、こちらに近付いてきたらどうでしょうか?大人でも恐怖に駆られてパニックになりますよね。
しかし、海底水族館では、透明のガラス越しに巨大なサメやエイが泳いでおり、こちらに近付いてきても、子供でも怖がる様子はありません。
なぜでしょうか?
そうです。海底水族館には、それらの怖い魚と私どもの間には、厚い透明ガラスがあり、危害のないことが分かっているからです。だから、サメがこちらに向かって来ても、平気な顔で笑っていられます。
そこで、某取引先の課長に対しては、透明ガラスのバリア(障壁)を自分の周りに張り巡らせましょう。そして、相手はガラス越しのサメだとイメージしてください。何の危害もありません。
そうイメージすれば、相手の言動に対して「縮みあがる」こともなく、冷静に相手を観察し、平然とこちらの要望を口にすることができます。
イメージするのは、決して難しくありませんので、ぜひ試してください。
