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上手な叱られ方

NRIJ交渉ワンポイントでは、Q&A形式で日頃の交渉に関するご質問や悩みにお答えしています。どうぞお気軽にご相談をお寄せください!


Question

前回のメルマガで「叱れない」についてのコメントがありましたが、私も同感です。次は、上手に叱られるコツを教えてください。

Answer

これは叱る相手が、親なのか、上司なのか、同僚なのか、お客様なのかなどによっても、叱られ方は異なります。

また、叱る人の性格やタイプ、また、あなたとの信頼関係の度合いによっても、叱られ方は変わってきます。

そこで、ここでは一般的な「上手な叱られ方」についてお話しします。

まず、何よりも大切なことは、道義的にでも「当方」に落ち度がある場合は、真摯に謝ることです。特に日本人が相手の場合は、謝らないことには、その後、聞く耳を持ってくれません。

そして、叱られた事柄に、迅速に、真摯に対処し、相手に報告することです。

もし思い当たる節がない時でも、まずは部分謝罪でいいから謝ることです。「すみません。ご気分を悪くさせてしまいました。すみません」。

その後、叱られながら相手が怒っている理由を正確に把握することです。もしその理由が、「当方」の事由でなければ、相手の怒りが納まった頃合いに、その旨を説明し、理解を得ることです。

ただし、ここで注意しなければいけないのは、「当方」と記した範囲は、あなただけではなく、あなたの会社・同僚・部下なども含まれるということです。つまり、叱られた時に「責任逃れ」だと思われるような弁解をしないことです。

次に、叱られ方では「バランス(メラビアンの法則)」に留意してください。「言葉」では謝っているのに「口調」や「態度」は謝っていない人がいます。謝る時には、真摯に、心をこめて、体全体を使って謝ることです。

最後に、叱られた時も、決して萎縮しないことです。萎縮しては、その後の対処ができ難くなりますし、逆に、相手の信頼を失うことがあります。

どうしても萎縮するという方は、次のようにすると冷静になれますよ。

・腹式呼吸で、3回、大きく息を吸ったり吐いたりします。・1回目に息を吐くときは、黙って「3-3-3」と数えます。・2回目に息を吐くときは、黙って「2-2-2」と数えます。・3回目に息を吐くときは、黙って「1-1-1」と数えます。・その後「私は、すっかり落ち着いている」と心の中で言ってください。